感想:『ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4 戦乱の嵐—後編』〜 またまた死ね死ねエピソード
『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ジョージ・R・R・マーティンのファンタジー小説『氷と炎の歌』を原作にしたHBOチャンネルのTVシリーズです。
米国では、すでにシーズン5が放送中で、日本では、毎年夏頃に、スター・チャンネルで独占放送。さらに、次の年の6月頃に、DVD/ブルーレイが発売という流れになっているかなと思います。
ブルーレイ&DVD『ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編-』トレーラー 6月17日リリース ...
なので、この6月に発売されて、アマゾンでは目下品切れ中なのは、シーズン4「戦乱の嵐—後編」です。
1シーズン10話程度と短いので、土曜日に時間をとって(睡眠時間をとって)、一気に鑑賞しました。
面白かったですね。今回特にそう思ったかもです。
シーズンですが、年々おもしろくなっていると思います。一番おもしろくないのが、シーズン1です。少し眠たいエピソードが多いです。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の特徴はというと、主人公違うの?と思っていたり、主要キャラだから、残るよね?と思っている人が、死ぬ死ぬ、殺されるという全盛期の「富野 由悠季」監督ばりの殺伐とした展開を見せます。そのため、同じファンタジー戦記ものでは、アニメで放送されている『アルスラーン戦記』だったら、どんなに苦しくても、アルスラーンは死なないよね!とか思ってみることができますが、『ゲーム・オブ・スローンズ』の場合は、安心できません。。
なので、各シーズンのあらすじを前もって読むことは、「おすすめしません」。
ネタバレになるので、詳細は書かないのですが、今回も、死ぬ死ぬ。。。
『ゲーム・オブ・スローンズ』は、主に3つのストーリーで構成されます。1つは、王都を中心とした政治・裏切りなどを中心とした内乱が中核となったもの。2つめは、北に住む野人(イメージしやすいのでいえば、万里の長城の向こうにある異民族が中原に攻め入ってくるみたいなもの)が防衛戦である壁を越えて攻め入ってくるというもの。3つめが、以前、7王国を治めていたターガリアン家のデーナリス(女性)が、流浪の末、力をためていく話です。個人的には、デーナリスの物語がおもしろいです。
そのストーリーの中で、各シーズンごとにハイライトとなる「戦い」が後半に入っているのが見どころになると思います。シーズン4のハイライトは、北に住む野人が、巨人族やマンモス、食人族を引き連れて、壁(分かりやすいのが、鋼の錬金術師の「北の壁」です)を攻めるところです。
主人公らしいのが死ぬので、どうなるかは本当に分かりません。
ストーリーとしては、ティリオン・ラニスター(ピーター・ディンクレイジ)を中核にしたものが骨格になります。ピーター・ディンクレイジは、今、本当に大活躍の俳優ですね。X-MENの悪役もやっていましたし。
それにしても、このシリーズの悪役というか、いやなやつの俳優は、本当にいやなやつです。
- ジェフリー
- ラムジー・スノウ
とか。
あと、シーズン4になると、子役が「ハリー・ポッター化」しはじめているのがですね。。子どもだったブラン・スターク役アイザック・ヘンプステッド=ライトが、12才だったのが16才なので、青年な顔になってきています(ポッター状態)し、少女だったサンサ・スターク役のソフィー・ターナーは、もう19才になり、大人の女性になってしまいました(ハーマイオニー状態)
もう、シーズン1とかは、アマゾンで、3000円切っているので、おすすめします。