Akai's Insight & Memo

かなり小さなマーケティング会社の社長のブログ。MKTインターナショナル株式会社 代表取締役社長 赤井 誠。http://www.mkt-i.jp id:mktredwell

2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

[感想] 「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (常見 陽平著)

今年活躍した一人である「人材コンサルタント」 常見 陽平氏の最新書。なんで、この感想書こうと思ったかというと、先週のあまりにも、ぐだぐだな「饒舌大陸」(ニコ生)での司会ぶりに、アマゾンで著者近影とのイメージギャップが激しくて、うれしくなったか…

[感想] 残り全部バケーション(伊坂幸太朗著)

伊坂幸太朗の最新作。一言でいえば、「久々に、快作!」 です。 人生のの物語 夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。ひょんなことから、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗る男とドライブすることに──(第一章「残り全部バケーション」)他、…

[感想] 『世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア』

今年のぼくのトップ10の中にも入れた、ビジネス書トップ3だった1冊は、『世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア』(入山 章栄 著) 。 著者である入山先生は、現在、ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススク…

2012年 あかいまことのトップ10書籍

誰が気にするのかということは、大きくありますが、今年読んだ書籍でトップ10を紹介。今年読んだということであって、今年出版されたわけではありません。そのため、今年出版されていても、お正月などに読んでいるケースがありますが、それは、2013年扱いで…

[感想] ユーロの正体(安達 誠司 著)

ベストセラー『円高の正体』の著者 安達 誠司さんの最新作は、正体シリーズ(?) 第2弾『ユーロの正体』です。この数年、ギリシャの金融危機から始まった欧州金融危機を、ユーロ導入にいたる歴史から紹介する一冊です。『円高の正体』と同様に、本書も、わかり…

講義「エンジニアのキャリアを考える」を考えるために考えた

12月16日、ビジネスブレイクスルー(BBT)大学における公開ライブ講義「エンジニアのキャリアを考える」に、特別ゲストとして参加してきました。今回は、旧知の吉岡教授、ラーニングアシスタント 伊藤さんから、ぼくがキャリアカウンセラー(キャリアデベロップ…

感想 :『64(ロクヨン)』(横山秀夫著) は、今年のマイNo.1小説

個人的に、今年No.1小説だったのが、『64(ロクヨン)』(横山秀夫著) です。そして、「このミステリーがすごい! 2012」 でも、1位に輝いています。本書は、七年ぶりの横山さんの新刊。インタビューを読むと、記憶障害などが起こって、執筆活動ができなかったか…

[感想] 僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想 (荻上チキ著)

昨年もそうだが、今年も、大きな活躍を示した評論家 荻上チキさんの最新著作『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想』の1冊。はじめに断っておくと、今年活躍したということで間違われる「ちきりん」ではありませ…

トヨタ自動車 豊田社長を成長させた経験

12月6日に、「クラウドフォースジャパン2012 」の特別セッションに参加してきました。当初の目的は、リーダーシップのビジネス書が日本でも好調な コリン・パウエル (元米国務長官) 氏を見たかったからです。しかし、参加した後の感想は、トヨタ自動車 豊田…

感想: 『教科書に載ってないUSA語録』(町山 智浩 著)

10-11月に読んだ本は、いいものが多かったです。その中から、まず1冊。『教科書に載ってないUSA語録』(町山 智浩 著) の感想を。 以前、講演『町山智浩の編集教室 「雑誌・映画秘宝の創り方」』を聴いて、ブログで紹介するくらい町山さん関係の情報は、追い…