Akai's Insight & Memo

かなり小さなマーケティング会社の社長のブログ。MKTインターナショナル株式会社 代表取締役社長 赤井 誠。http://www.mkt-i.jp id:mktredwell

2013年版日本における「働きがいのある会社」ランキング発表

米国企業版に続き、本年度のGreat Place to Work Institute Japan による働きがいのある会社ランキングが発表されました。


米国は、上位100社ですが、日本では、250人以上の会社がベスト35、25ー249名の会社がベスト25です。250人以上の企業で参加総数は、104社、25~246名の企業での参加総数が76社ですから、ベスト100社は、確かに選べないですよね。

日本での発表は、2007年からスタートして、今年が7回目だそうです。調査方法は、会社と従業員へのアンケートで実施されます。2007年当時、勤めていた会社で、このアンケートを答えたことあります。

2013年の「働きがいのある会社」従業員250名以上部門の第1位は、3年連続でグーグルとなりました。
従業員25~249名部門の第1位は、コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンとなりました。こちらも3年連続となります。

1位 グーグル
2位 日本マイクロソフト
3位 Plan・Do・See
4位 ワークスアプリケーションズ
5位 サイバーエージェント
6位 アメリカン・エキスプレス ※1
7位 ザ・リッツ・カールトン東京
8位 トレンドマイクロ
9位 三幸グループ ※2
10位 ディスコ

だそうです。米国の場合は、発表企業の業種、株式公開非公開などの情報も同時にウェブに掲載されています。しかし、日本では、当該企業へのリンクだけのため、クリックするまで、なんの企業かわからないということがありますので、Great Place to Work Institute Japan さんには、このあたりを改善してもらえると、うれしいです。

米国と少し比較すると、米国では、ヘルスケア、IT、NPOが多い業種で、それぞれほぼ10%程度を占めていました。日本では、ITでは、5社なので、14%になるため、少し高めです米国では、ネットサービス企業はグーグル1社でしたが、日本では、グーグル日本法人、サイバーエジェント、セプテーニグループの3社です。不動産情報サイトを運営している株式会社ネクストを加えると4社です。日本では、サンプル数は、少ないですが、ネットサービス企業の働きがいのある会社が多かったということでしょうか。NPOについては、日本では、25ー249名の企業グループで、特定非営利活動法人フローレンスのみです。フローレンスは、知名度も高いですよね。

NPOという役割が、企業形態として、継続できる形で、かつ、ある程度の社員数を確保できているのが、米国で、日本では、これから発展途上ということでしょうか。NPO税制も昨年から変更になりましたので、少し今後は変わってくるかもしれません。


この調査に参加するためには、費用がかかるので、すべての企業が対象となるわけではないので、注意が必要です。しかし、ップ10に入る企業の取り組みは、とても興味深いです。毎年、このリストの数社が、日経ビジネス主催のイベントで講演されます。去年参加したレポートはこちら→ http://blog.mkt-i.jp/entry/2012/05/28/023555 です。