「最も働きがいのある米国企業トップ100社」発表:1位は2年連続グーグル社
先週末に、「Great Place to Work Institute」が世界で調査している「最も働きがいのある企業」の米国企業トップ100社が、発表されました。日本では、毎年、日経ビジネスと「Great Place to Work Institute」が発表しています。米国では、Fortune誌と共同で発表しています。
トップ100社リストは、以下になります。
2013 FORTUNE’s 100 Best Companies to Work for®
少し中身を分析すると、以下のような感じです(足し算まちがっていたら、ごめんなさい)
- ヘスルケアが一番多くて、12社がランクイン
- IT業界は、11社
- NPOが、11社
- インターネットサービス業界からは、グーグル社のみ
- 日系企業では、日立データシステムズ社と武田薬品グループのMillennium社がラインイン
- 株式公開企業が、38社
注: グーグルは、IT業界ではなく、Media - Online Internet Services に分類
感想としては、次のようなものです。
- 日本だと、きついイメージが強いヘルスケア分野に、働きやすい会社が多い
- 日立データシステムズという伝統的な日本企業である日立グループの企業が、トップ100社に入っていることの、いい意味での驚き
- 非公開企業の方が、働きがいのある企業の割合が多いのは、わかるような気がする
- そのため、有名企業だけでなく、ドメスティックな米国企業も数多く入っている
きちっとした分析は、日本でも活動されているGreat Place to Work Instituteが発行している詳細の報告書を見た方がよいですね。国内では、日経ビジネスと発表した後に、その事例発表会が行われます。昨年、この発表会のレポート(グーグル社の採用・評価方針やっぱりユニークね) をしましたが、今もこのコンテンツが一番アクセスが多いことからもわかるように、ブラック企業よりも、「働きがいのある企業」ですよね。