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Akai's Insight & Memo

かなり小さなマーケティング会社の社長のブログ。MKTインターナショナル株式会社 代表取締役社長 赤井 誠。http://www.mkt-i.jp id:mktredwell

セミプロとエアロスミスと私

先週、ぼくの周辺で少し話題になったニュースは、エアロスミスが、今年の夏に2年ぶりにジャパンツアーをすることだった。

エアロスミスといえば、思い出すのが、一時期バンドを脱退中だったギターのジョー・ペリーが、結成していたバンド ジョー・ペリー・プロジェクトのボーカルだったチャーリー・ファレンのこと。

なぜかって? それは、後半に。

先週、知人・友人も参加して、イベント『セミプロに駆逐されるプロという構図勉強会』が開催されたようだ(ぼくは参加していない)。イベントの趣旨は、ウェブに掲載されているように、いろんなメディアができたので、プロでなくても情報発信可能になったし、IT勉強会などを見てもわかるように、プロが講師しているわけではないよね。だから、「セミプロに駆逐されるつつあるプロ」という状況にない? ということを話すというもの。その中でプレゼンした 五味さんの資料がSlideShareにアップされた。

参加していないため、実際の論点はわからないので、雑感。

やはり、「セミプロ」ってなによ? ということ。副業として、プロ(それで食べている人。例えば、ライターなど) が行っている仕事をしているとすると、必ずしも、セミプロがプロに劣るわけでないケースが散見される。それが顕著なのは、作家やミュージシャンのような領域ではないかと。ミュージシャンでは、昔なら、小椋佳、今なら、GReeeeNのようケース。

そんな活動している人で、個人的に知り合いなのが、元HP社員だったチャーリー・ファレンだった。彼は、ジョー・ペリー・プロジェクトのリードボーカルとして、メジャーデビュー。ジョー・ペリー・プロジェクト解散後は、ソロに転向。いつからかわからないけれど、DECに入社し、マーケティングとして活躍。ぼくが知り合ったときには、DECを買収したコンパックをさらに買収したヒューレット・パッカードのLinux関係のマーケティング(HPでレッドハットとのアライアンス担当。実は、オープンソースの普及に、ロックミュージシャンが大きく関わっていたという事実!)。

メールで初めて質問したら、速攻で

「わからなかったら、聞いてくれ。でも、これから2週間は、ツアーに出かけるのでリプライできないからね

というリプライを見て、あれ? と思った。サラリーマンしながら、空いた時間に、ソロ・ミュージシャンとして活動していたわけ(バンド「ボストン」と共演していたりする。友人らしい)直接会うようになり、僕が音楽好きだと話をしたら、過去のアルバムをすべてCDでくれた。USでグローバルのメンバーが集まってのミーティングの余興として、バンドを引き連れて、ミニライブもやってくれたこともある。こんな感じ。


CHARLIE FARREN YOU ARE THE ONLY ONE ...

そして、もちろん、おそらくこのような人たちは、セミプロにはいれる人ではないだろう。

五味さんのスライドにあるように、実務的には、きちんとトレーニングを受けているか、受けていないかで、プロとセミプロ(アマチュア)には、差があるのは事実だと思う。問題はかなりその差を実感することがないとわかりにくいということがあるだろう。例えば、23日実施した『声の持つ力を学ぶ-ボイストレーニング編(基礎)』で講師をしていただいた山崎美和(フリーアナウンサー・キャリアカウンセラー)さんのデモンストレーションを一度その場で聴いてもらえれば、違いが一目瞭然。また、ライティングについても、プロの編集がはいる前の文章と、その後の文章を読めば経験できる。これはぼく自身が最近も体験した。それは、5月に出版される「リフレが正しい。FRB議長ベン・バーナンキの言葉」(中経出版) のため、バーナンキの講演録を最近翻訳した文章の話。修正で上がってきた原稿を読むと、直っているところが明らかに、読みやすくなっている。こういう体験をしてないと、なかなかプロとアマの差というのはわかりにくいと思う。

ということで、結論はないのだけど、経験しないとわからないことも多いもの。

ただ、イベントでの論点だったと思われる「それで、食っていけるか?」も別の話なので、大変。

どちらにせよ、今のように経済が縮小傾向にあったこの20年ほどでは、すべて縮小均衡モデルに進むので、何が本当に正しいかもわかりにくい。今年の後半くらいに、景気がよくなったら、また、書くかも。