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Akai's Insight & Memo

かなり小さなマーケティング会社の社長のブログ。MKTインターナショナル株式会社 代表取締役社長 赤井 誠。http://www.mkt-i.jp id:mktredwell

本気で働く会社が、本気で働きたい人求めています ~ サイバーエージェント 人事本部長訪問 ~ 第2回

第1回のブログを公開してから、いろいろな人にフィードバックをいただきました。ありがとうございます。

先週の土曜日、オープンソースカンファレンスでのライトニングトークの時に、第1回のブログを読んだ方に挙手をお願いしたら、会場の1/4くらいがYesということでした。とても驚きました。

さて、第2回は、10月に発表された制度に注目します。今回、訪問することになった、きっかけになった制度です。

-終身雇用を実現する強力なメッセージが退職金制度

− 退職金について、お聞かせください。

曽山さん「終身雇用を実現するために、その強力なメッセージを伝えるのが、この退職金制度です。役員みんなで考えていて、いつかやりたいと思っていたのが、この制度なのです。そして、今回、はじめられるようになりました。具体的な仕組みとしては、法律に基づいたものでありません。勤続年数によって、支払われる金額が変わります。そのため、何年たつと、いくらもらえるという仕組みになっています。30歳から積立がはじまり、40歳から受け取ることができるようになっています。」

− 今、御社の平均年齢は、おいくつでしょうか?

曽山さん「29歳くらいです」

− では、ちょうど平均年齢くらいがスタートの年なのですね。ちなみに、40歳以上の方はどれくらいおられるのでしょうか?

曽山さん「サイバーエージェント1000人のうち、17人です。今、いい意味で平均年齢が上がってきていますし、これからもあげていこうと思っています。」

曽山さんとしては、20〜60代までバランスよくしていくという意味で、平均年齢は上げていくということでした。

印象として若い会社だろうなと思っていましたが、その通りでした。そして、40歳以上の人数も、上場企業の中では少ない方だと思います。ぼくが、社会人で初めて入社した企業の平均年齢も、当時は、だいたい同じで30歳くらいでした(今は発表していないと思いますが、当時の企業案内には書いてありました)。今、自分自身が、『サイバーエジェントは若いなぁ』と感じています。しかし、ぼくの入社当時には、歴史のある企業から見ると、ぼくのいた企業(日本HP)のことを若いなぁと思っていたのだろう思います。当時の記憶では、中で働いていると、平均年齢が30歳くらいでも、大学を出たばかりだと、大人がいっぱいと思っていたので、若い!ということは、常に感じていたわけではありません。おそらく、新卒でサイバーエジェントに入社される方々も、先輩方を大人と感じているのかもしれません。

-話題になったミスマッチ制度

ネットを中心に特に話題になったのが、ミスマッチ制度です。前回に続いて、藤田社長のブログから引用します。

・下位5%をD評価とする。
・D評価1回でイエローカード、2回目でレッドカードとなり、2回目で部署異動または退職勧奨のいずれかを選択してもらいます。
・仕事のパフォーマンスだけでなく、価値観、文化の合わない人が対象となります。

− ネットを中心にミスマッチ制度は、話題になりましたが。

曽山さん「はい、発表したときに、外部で強烈に勘違いされた部分もありましたが、厳しい制度でもあります。私たちは、福利厚生に力をいれて実施しています。そのため、組織をぬるま湯にしてしまったら、いざというときに耐えられなくなってしまいます。そのため、いまのうちから健全な組織を作ることが大切だと思っています。よって、適切な新陳代謝も大事だと思っています。そのためにこの制度を導入しました。評価をして、カードを出します。誤解されているとこは、必ず5%にカードがでるというところです。0%ということもあります。

-評価には、価値観がしめる部分が7割

曽山さん「私たちは、年2回評価をしています。その時点で、かならず下位5%を抽出します。つまり、1000人いれば、50人です。そのリストを私がとりまとめて作ります。会社には、上にCからSまでの評価があります。実は、能力だけで評価しているわけではありません。価値観がしめる部分が7割なのです。パフォーマンスが3割になります。ざっくりいうと、『組織に中で、めんどくさい人はいらない』というのがメッセージです。本人にも、組織に合わないのに、無理して残ってもらってもったいないので、いまのうちの辞めた方がいいよということにとなります。」

− 例えば、「白けたことばかりいっている人」 みたないことでしょうか?

曽山さん「はい、その通りです。お互いハッピーではありませんから。もちろん、採用には責任があります。そのため慎重にやっています。

この5%の名簿は、必ず役員会でみることになります。しかし、このリストに人たちに、イエローカード、レッドカードを出すということとは違います。今回はカードなしということもあります。また、今回はカードを出すということもあります。そして、カードを出した人には、一対一で、きちんと何が課題かを説明するようにします。

日本の大企業を見ていると、若い人が白けているひとが多いように思えます。そのため、私たちは、若いうちに、このようなシステムを導入することで、将来、私たちが老害にならないようにという気持ちが入っています。」

この制度の説明は、外部から誤った説明をすると問題になりますので、以下の藤田社長と曽山さんのブログも参照してください。

次回は、このような制度を、企画・導入・実施されている曽山さんご自身の仕事の進め方や、最近部下になられた大八木さんから見た、部下になる前と、部下になってからの曽山さんへの印象、今後の豊富などに迫ってみたいと思います。

第3回を期待していただければ、うれしいです。

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